「ポジショントーク」しなければ、何も言っていないも同然だ

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「何かを言っているようで何も言っていない」問題

家でよく奥さんとこんな会話をすることがあります。

奥さん「今日はどんな予定にする?」

僕「そうだねえ、出かけてもいいけれど、家にいるのもいいねえ」

奥さん「今日はなに食べたい?」

僕「そうだなぁ、カレーライスもいいけれど、カレーライスじゃなくてもいいよ」

どっちやねん、とw

こんな風に会話を楽しむことが目的なら問題はないですが、物事を前に進めたい時にはこの会話は大きな問題をはらんでいます。

仕事の場面を想像するとよくわかります。

例えば、会社などでもよくこんな会話が繰り広げられることってありますよね。

「あの人はこんな悪いところがあるけれど、一方でそこがいいところでもあるんですよね」

「この企画はこんなメリットがあるから進めたいのですが、一方でこんなデメリットがあるから進めづらいんですよ」

共通するのは「何かを言っているようで何も言っていない」ということです。物事はたいていポジティブな面とネガティブな面があるため、「どちらもある」という発言には意味がないということです。

(同僚はこの問題を「何かを言っているようで何も言っていない問題」と名付けていました。そのままですね、ハイ)

実際、僕が会社でこうした発言をした時には、その時の上司に「それではダメだ、きちんとポジションをとれ」と叱られたことがあります。

「ポジションをとる」?

そうなんです。この問題を解決するためには、いわゆる「ポジショントーク」というものが必要になるということなのです。

「ポジショントーク」の意味

「ポジショントーク」とは、もともと金融市場において自分の売り買いの取引状況や銘柄に対して、より有利に相場が動くような発言を行うことをいいます。

そこから転じて自分の立ち位置(所属組織やよりどころにしている価値観)を明らかにして、その陣営に有利な発言を行うことにも使われるようになりました。

「ポジショントーク」は1つの意見として明快な反面、関係者全員が「ポジショントーク」をしている限り、物事の合意形成は進まないという側面もあります。

そのため、これまでは「あの人はポジショントークが多いから困る」など、ネガティブな意味で使われることも多かった言葉ですが、ここ最近は状況が変わってきたように思います。

著名ブロガー・イケダハヤトさんもこんな記事を書いています。

ポジショントークができないヤツの人生はつまらない。 : まだ労働で消耗してるの?
そりゃあ、ポジション取らんと戦えないっすから!「人とかコミュニティによりけり」なんて、何も言っていないに等しいのです。 — イケダハヤト (@IHayato) 2017年5月3日世界は多様だし、未来は不透明。だからこそ、ぼくらはポジションを取らない

記事では、「ポジショントークができないヤツは”つまらない”」という「ポジション」を取っていますが(ややこしい)、実際、皆が「ポジションをとらないトーク」をすることで「何一つ決まらない、前に進まない」という問題が起こること、これは「事実」ですよね。

冒頭の「何かを言っているようで何も言っていない問題」も、まさにそんな状況です。これは避ける必要がある、というのが僕の「ポジション(立ち位置)」となります。

人口減少、少子高齢化、課題先進国の日本においては、これまでになかった価値を創造する仕事が求められています。

そんな時代を生きる僕たちが「ポジションをとらないトーク」ばかりして、無価値なやりとりを繰り広げているヒマは「マジでないですよ!」ということなのです。

お互いの「ポジショントーク」同士をかけ合わせることで生まれる、新しい第3の「ポジショントーク」を生み出すこと。

これが今の時代には必要なのです。

僕も僕の「ポジション」を取る

思えば僕も、僕のブログも「ポジション」を取ってこなかった気がします。

そこは反省をしていて、かつては自分の意見よりも関係者全員の合意できる点を見つけるような仕事の進め方が多かったのですが、徐々に自分の意見、価値観を明確にするようにし始めました。

このブログでももっと「ポジション」を取っていこうと思います。

これまで「何かを言っているようで何も言っていない」記事も書いたことがありますが、今後は一切やめようと思います。

このブログのポジションは明確に「自己啓発人材開発組織開発」です。

自分を変えないと世界は変わらない。自分を変えていない人は人生を変えられない。

だから「自己啓発」が必要だ。

自分だけでは何も起こせない。人に働きかけられないといけない。

だから「人材開発」が必要だ。

二人以上の人が集まったら、その人数以上の力を発揮しなければいけない。

だから「組織開発」が必要だ。

これを強く主張する、そんなブログにしていきたいと思います。

それでは、また。

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