「コーチング」とは何か
- 「コーチング」とは、人材開発におけるコミュニケーション手法の1つ
- 「ティーチング」「フィードバック」と組み合わせて用いられる
- 「コーチング」の目的は「相手の中にある答えを引き出す」こと
- 「傾聴」「質問」「承認」という基本動作をもって、相手の自発的な行動を促す
「傾聴」「承認」「質問」とは
「傾聴」とは何か
- 「傾聴」とは「相手の話をよく聴く」ということ
- 実際によく聴くだけでなく、「ちゃんと聴いてもらえている」と相手が感じられるように表現として伝えることも重要
「承認」とは何か
- コーチングにおける「承認」とは、「相手の変化や成長に気づき、それを言語化して伝える」こと
- 承認を伝える対象は「成果や結果」だけでなく、そこに至る「プロセス」、そして「相手の存在そのもの」
- 承認を伝える手段は「挨拶する」「感謝を伝える」「相手を名前で呼ぶ」など
- 承認を伝える際は「YOUメッセージ(相手を主語にして話す)」よりも「Iメッセージ(自分を主語に話す)」方がより効果的とされる
「質問」とは何か
- コーチングにおける「質問」とは「相手の気づきに繋がる効果的な質問」のこと
- 自分の興味関心に基づく質問は「効果的な質問」には当たらないので注意が必要
- クローズドクエスチョン(Yes-Noで答えられる)とオープンクエスチョン(Yes-Noで答えられない)を織り交ぜながら話の要点を見つけていく
- 要点が見えたら、話の具体化(チャンクダウン)と抽象化(チャンクアップ)で話を深堀りしたり、転換したりする
「コーチング」は良い?「ティーチング」は悪い?
- 「コーチング」は「ティーチング」と比較されることが多い
- 「コーチングは良い、ティーチングは悪い」とミスリードされることも多いが、コーチングは相手の基礎知識や技術が一定以上備わっている状態であれば、教わる側が教える側以上に成長するために効果的な手法となる
それでは、また。
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