【新入社員調査】 「人並みに働けば十分」 という考え方にひそむリスク

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少し前のニュースでこんな記事がありました。

新入社員「人並みに働けば十分」53% 生産性本部調査

がつがつより、ほどほど働くサラリーマンをめざしたい――。日本生産性本部などの調査で「人並みに働けば十分」と答えた新入社員の割合が53%(前年比4ポイント増)になり、バブル崩壊直後の過去最高の水準に並んだ。「将来が見通せず、リスクより堅実さを好む傾向の現れ」と担当者は分析する。

1969年から続く「働くことの意識」調査でわかった。今年は3~4月に47社の2203人に尋ねた。

「人並みで十分」はこの2年で8ポイント増え、これまでの最高だった91年と92年の水準に並んだ。一方、「人並み以上に働きたい」は40%で、昨年より3ポイント、一昨年より8ポイント減った。

朝日新聞DIGITAL 2014年6月26日の記事より

この記事を読んで感じた違和感は、「なぜ”人”を基準にするんだろう?」ということでした。自分の働きぶりが人と比べて多いか少ないかなんて、結局のところ何の意味もない指標だからです。

自分人生の一部として、自分の仕事があります。「自分が仕事にどう取り組むか」はつまるところ、「人生にどう取り組むか」に繋がっていくと思います。

どういう人生にしたいか、そのために何をして生きていきたいか、何をして世のため人のために役に立っていきたいか。

その結果として、どういう体験をしたいか、どんなスキルを身につけたいか、どれくらいの対価を得たいか、に繋がっていきます。

出発点の発想に「人並みで十分」という発想があると、どうなるかといえば、人並みの仕事ぶり、人並みの体験、人並みのスキル、人並みの対価・・仕事が人生のすべてではないとしても、その重要な部分を占めるとすると「人並みに働けば十分」という考えからは「人並みの人生で十分」という考えが見え隠れします。

「別にいいじゃないか、普通に生きていきたいという選択をしても」という意見もあると思います。そうした発想そのものを否定するつもりはありません。なんなら、僕自身もわりと普通の人生を送っています。でもそれはあくまでも結果的にであって、「人並みの人生を生きよう」と思って毎日を生きてはいません。

ではどういう思いで生きているか。「自分らしく生きていきたい」と思っています。そのために自分らしい働きぶりで、自分らしく人の役に立って、自分らしい体験、スキル、対価を得ることを目指していきたいと思っています。

人と比較することでしか自分の人生を評価できない考えそのものが危ういと思います。そうした考えをしている限り、たとえば「人並み以上」に幸せになったとしても、きっと自分らしさがないことでその幸せに満足できないでしょうし、「人並み以下」の生活になった場合にも、きっと自分らしい打開策を見出すことができず人をねたんで生きていくことになるでしょう。

人生も仕事もプライベートも、そのどの場面における幸せも、つまるところ「自分らしく」取り組んで、「自分らしく」価値を発揮していくことでうまくいくことが多いと思います。

その意味で、今回の記事では回答した新入社員が問題なのではなく、「人並み以上に働きたいか、それとも人並みで十分か」という質問をしている側に問題があるといえます。その質問自体に「一人一人が自分らしい価値を発揮する社会」という発想が欠け落ちていると思うからです。

それでは、また。

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