自己啓発本はなぜ、あなたに 「変われ変われ」 と言うのか。

自分を変える方法
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自己啓発が好き

僕は自己啓発が好きです。

実際に自分自身を高める行為や、いわゆる自己啓発本を読むことも好きですが、なによりも「自己啓発というものが人生に与える影響」について独自に研究することが大好きです。

そんなわけで日々、日常生活の各シーンで「自己啓発と家庭生活」、「自己啓発と仕事」、「自己啓発とアート」というテーマで、実際に起こったことや自らの言動を題材に研究していて、このブログもその研究ノートとして更新している、というスタイルで生きています。

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自己啓発本はどれもこれも「変われ」という

そんな中で最近気づいたことがあって、自己啓発本というものはどれもこれも「あなたが変わりなさい」というメッセージばかり発信しているということに気がつきました。

世界的なベストセラー「7つの習慣」では、「主体的になりなさい」「目的をもってはじめなさい」というメッセージを発信していますし、最近話題になった「嫌われる勇気 -自己啓発の源流『アドラー』の教え」では「課題を切り分けなさい」「自分を受け入れなさい」「他者を信頼しなさい」というメッセージを発信しています。

この「あなたが変わりなさい」というメッセージ。自己啓発が好きで、実際に自分が変わることの重要性や実際に享受できるメリットを知っている人からすれば、しごく当然の内容なのですが、その一方で、自己啓発が苦手な人にとってみれば、説教くさいものに見えてしまい、ますます自己啓発が嫌いになってしまう理由にもなっていると思います。

では、なぜ自己啓発本はそんなに「変われ変われ」と言うのか。そこにはちゃんと理由があります。

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「変えてはいけないもの」を守るために「変わる」ということ

その理由は、人生における「変えてはいけないもの」を守るために、人は「変わり続けなければならない」ということだと思っています。詳しくご説明しましょう。

人は誰でも「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」を持っていると思います。その内容は人ぞれぞれだと思いますが、たとえば僕の場合はこんな感じです。

変えていいもの

  • 自分の考え
  • 自分のキャラクター
  • 日々の言動、コミュニケーションの方法
  • 着る服
  • 住む場所
  • 電車に乗る位置
  • 仕事内容

変えてはいけないもの

  • 人生の最終目標(「マスター・オブ・ライフ」になる) ※詳細は別記事で
  • ライフワーク(自己啓発が人生に与える影響の研究、ブログ)
  • 真摯さ、誠実さ
  • 自分の頭で考え、自分の言葉で伝える姿勢
  • 家族への愛情
  • 他者への思いやり
  • 仕事を通して世のため人のために貢献する姿勢

 

こう書き出してみると、「変えていいもの」は「手段」「方法」「ツール」という言葉で置き換えられるものたちである一方、「変えてはいけないもの」は「目的」「夢」「最終的に手に入れたいもの」と言い換えることができそうです。

人はこの「変えてはいけないもの」を守るために、「変えていいもの」をどんどん変え続ける必要があります。より重要なものを守るために、重要でないものを差し出すイメージです。

たとえば、「家族への愛情」という「変えてはいけないもの」を守るために、必要であれば「自分の考え」や「住む場所」「仕事内容」という「変えていいもの」を変える。

たとえば、「真摯さ、誠実さ」という「変えてはいけないもの」を守るために、必要であれば「日々の言動やコミュニケーションの方法」という「変えていいもの」を変える。

そんな具合です。

自己啓発本が「変われ変われ」といっているのはまさにこの部分で、まず「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」をきちんと切り分けろ、ということであり、「変えていいもの」は人生を通して変え続けろ、ということなんだと思います。

いかがでしょうか。自己啓発本や自己啓発好きがなぜ「変われ変われ」言うのか、その理由のご説明になっているでしょうか。

そうですか、それはよかったですww

 

それでは、また。

 

 

 

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