【本】「5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?」(ダン・ゼドラ著)

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5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?

本屋さんの店頭でよく見かけるこの表紙。

帯に「見る」「読む」「書く」であなたの可能性に火をつける、とあるとおり、書き込み型の自己啓発書です。

ページ数が少ない割に1,600円と高いので(ケチ)ずっとスルーしてましたが、今回意を決して買ってやってみました。

これがすごい良い体験となったので、ご紹介です。

こういうのは時間が経つとやらなくなっちゃうので、買ってすぐスタバに入りさっそく読んで(書き込んで)みることにしました。

表紙です。

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うーむ、装丁が美しい。さすが高いだけのことはある。(まだ言ってる)

最初のページ。

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人生で次に起きることを決めるのは、わたし。」というテーマで、これからの5年間で、本当にしたいことは何かを考えよう、ということが書かれています。

7つの習慣」の「主体性を発揮する」「人生の脚本を書くのは自分」と同じことを言っていますね。

過去の偉人たちが5年という時間で成し遂げたことや、人生における基本的な価値を定める必要性についての説明が続きます。

そして、最初の書き込みページがこちら。

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見開きの左側ページ。

「あなたが人生で、もっとも高い価値を置いているものは何か?」とあり、以下4つの質問が並んでいます。

  1. 自分自身について、いちばん気に入っているところを3つ、いちばん気に入らないところを3つ挙げよう。
  2. 知り合いのなかで、いちばん幸せな人は誰か?
  3. いちばん好きな人、尊敬している人を2人挙げよう。その理由は?
  4. わたしは何者か?

僕はそれぞれ、

  1. 気に入っているところ=「スーパーポジティブ」「意外にタフ」「感受性豊か」、気に入らないところ=「記憶力がない」「継続力がない」「器が小さい」
  2. 同僚の女性(自分の興味関心があることにまっすぐ取り組んで、仕事・プライベートの境界がなくなるくらい人生を一元的に楽しんでいる人) ※こういう人になりたい、ということでしょう
  3. 新卒のときに勤めていた会社の先輩、義理の父(奥さんのお父さん)
  4. 「誰よりも自分自身であるために人生の冒険家でありたい人間」

としました。

「としました。」なんて言ってますが、この質問に答えるだけで1時間かかっちゃいました。

シンプルだけど考えさせられる、本質的な問いなんだと思います。

見開きの右側のページ。

「わたしがもっとも高い価値を置いている5つのものはー」とあり、1~5の番号が振られた枠だけが書いてあります。

  1. 生涯成長
  2. 創造性の発揮
  3. 人生の楽しさと世界の素晴らしさ
  4. 人と共有すること
  5. 家族を愛すること

としました。

書き終わって眺めると、自分の中でもとても納得感のあるキーワードでした。

このページとても重要ですね。

冒頭で人生の軸となるキーワードがわかるので、このあとの「人生のミッションステートメント」「目標・夢」「自分にとっての成功の定義」といった質問にも、素直に答えられます。

こんな調子で「勇気が湧いてくる言葉」と「書き込み式の問い」が続きます。

ときどきページいっぱいに書かれた「HOW WILL YOU(あなたならどうやって)」「CHANGE THE WORLD?(世界を変える?)」といったメッセージに心が鼓舞され続けます。

そして普段持てない視点から、普段思いもつかないようなことを考えることができ「見えなかった本当の自分」が自然に可視化されていくという作りです。

立ち読みだけしているのとわからないのですが、実際に書き込んでみると全然印象代わる本でした。これはすごい。

特に「この先どうしよっかな~」と未来について考えてることが多い人(時期)におすすめします。その分、気づきが多いと思うので。

僕自身、去年2人目の子どもが生まれ、今年40歳になったこともあり、この先のキャリアについて検討しているタイミングでした。

書き込む中で組織活性というキーワードが自分の中で重要なことがわかり、人生後半戦のメインテーマにすることを決め、4月からは仕事も組織活性を主に担当する部署に異動することになりました。

このブログも少しずつ「組織活性」に関するコンテンツを増やしていく予定です。

僕にとっては大げさではなく人生を変える読書体験の1つとなりました。

だまされたと思ってやってみてください。僕と同じように本当に人生が変わるくらいのインパクトがあるかもしれませんよ。

 

それでは、また。

 

 

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