いえーい!ロックンロール!ノッてるかーい!?
ロックンロール!
へいへい!そこのキミ、ロックに生きてるかーい!?
まさか毎日同じようなことの繰り返しで、日常に埋もれちゃってないかーい!?
へいへいへーい!・・って、同じような毎日に埋もれとるのは俺や!
・・そうなんですよね。
人生40年近くやってきてふと振り返ってみると、全然ロックじゃない人生を送ってるんですね。
普通に大学行って、普通に就職して、一回転職はしたけど基本的に普通にサラリーマンやって、結婚して、家買って、子ども生まれて、もうすぐ40歳、と。
もちろん、この混迷の時代に僕ごときが普通に人生送っていること自体、すごい運が良かったと思いますし、幸せなことだとは自覚しています。
ただ、ぜんぜんロックではないなと。
大勢の人の前でステージに立って歌ってみた!
もともと僕にはロックな夢がありました。
「大勢の人の前でステージに立って歌う」
「ロックバンドのボーカルになってライブをする」
という。
もともと歌を歌うのが好きで、でもそれってただのカラオケが好きってだけで普通に生きていたらそんな華やかな出番はないわけで。
まあ、ささやかながらいつまでたっても叶わない夢だったんですよね。
でも1つめの「大勢の人の前でステージに立って歌う」の方は、ある日ふと叶ったんですよね。
会社の忘年会で「紅白歌合戦」みたいなことをやろう、という企画になって、同じ営業組織の中で歌部門とダンス部門で何組か歌ったり踊ったりするのに参加したんのです。
その時はゴスペラーズの「ひとり」を200人くらいの前で歌いました。後輩4人をコーラスに従えて。
いやー気持ち良かったな―。最高の体験でした。
その時から、もう1つの夢、「ロックバンドのボーカルになってライブをする」という方もいつか叶うんじゃないかと思いつつ、また数年を過ごしました。
ロックな瞬間がやってきた!
1つ目の夢が叶ったときとまったく同じパターンで、2つ目の夢もふと叶いました。
会社の同僚とバンドを組んでライブハウスで歌うことができたのです。
春からの新組織でメンバーの交流を兼ねて「軽音部」が発足、ギターできる人、ドラムできる人、歌える人、みたいに集まって計5組のバンド、ユニットが編成されてそのうちの1バンドのボーカルをやらせてもらえることになったのです。
最初は「いやーただのカラオケ好きなんで」とか言って少し遠慮してたんですが、ノリで参加してからアレヨアレヨの間にほんとにやることに。
バンドそれぞれに3ヶ月間の練習を重ねて迎えた9月の最初の土曜日、江古田のライブハウスを借り切って、ライブをしました。
バンド名は「フェニックス・D・スカル」。
あえてロックバンドに憧れる中学生がうっかり付けちゃったみたいな名前にしました。これは内外に好評でしたねw
曲は下記3曲。
- BUMP OF CHICKEN「天体観測」
- LUNA SEA「I for You」
- 尾崎紀世彦「また逢う日まで」
「ミドルテンポの王道 → バラードの陶酔系 → 意外な曲で大団円」という流れで組んだんですが、これも良かったと思います。
曲間はネタ的にMetallicaの「Master Of Puppets」の冒頭だけかましたり、僕のMCで笑いを取ったりしました。
・・と書くと落ち着いてやりきった感ありますが、全然そんなことはなくて、ステージに立つやいなや舞い上がっちゃって、あっという間の20分間でしたね。夢のような20分間でした。
他のバンドもそれぞれ工夫を凝らしてきました。
(ほぼ)女性だけのガールズバンドや、キーボードとボーカルだけの2人組ユニット、本気で音楽をやってきたメンバーだけのガチなバンドや、今回初めてギターやベースを触ったメンバーがいるバンド(僕らもでしたが)。
とってもバラエティに富んでいました。会場ではペンライトを用意したりしてお互い盛り上げ合って。最高でした。
いやーーーほんとに楽しかった。
人生ではこういう心から楽しいと思える時間をいかに多く作れるかが、幸せかどうかを決めるんだろうなー。
「人生は夢を叶えるためにある」という1つの真理
かくして2つ目の夢、バンドのボーカルでライブをするという夢を叶えたわけですが、今回思ったことが3つあります。
- 夢を持つこと
- 思い続けていれば必ずチャンスがやってくること
- チャンスが来たら遠慮をせずにちゃんと乗っかること
これが大切だな~と。
そんなわけで、まずは夢をちゃんと可視化しようと思い立ち、ずっとやろうと思っていた「人生でやりたい100のリスト」を仕上げてみました。
リストには今回叶えた2つの夢もあえて書きました。
これからも夢を可視化していきながら、思い続けていきながら、1つずつ叶えていこうと思います。
そう考えるだけで人生ワクワクしてきます。
それでは、また。
おまけ(お宮参りとブッキング編)
・・と、意識高い系の記事を書いてみましたが、実はライブの日程が、子どものお宮参りとかぶってしまうという致命的なミスを犯しました。
幸い、参拝・会食の時間と、ライブの時間は移動時間を入れられるくらいには間があいていたので、リハーサルにはギリギリ間に合いましたが。
当初、僕がこのダブルヘッダーを組むことを奥さんはとてもいやがりました。「子どもの晴れ舞台なのに」と。そりゃそうですね。
僕は僕で「同僚との懇親という大事な仕事なんだよ」みたいな言い方をしていたのですが、直前に「すまん、ずっとライブやるの夢だったんだよ」と打ち明けると、彼女は「それなら最初からそう言いなさいよ」と言ってくれたのでした。
夢は素直に周囲に表明することも大事なんだなと思いました。
それ以上に大事なイベントの日程調整をトチらないことの方が、もっと大事ですが(苦笑)。
それでは、また。
コメント