【アドラー心理学】「くまのプーさん/ちいさなともだち」にみる「共同体意識」とは

アドラー心理学
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くまのプーさん/ちいさなともだち (ディズニー ゴールデン・コレクション(12))

近所のショッピングモールにある本屋で見かけた絵本。

「クマのプーさん/ちいさなともだち」。

娘が「よんでー」と持ってきたので「はいはい」と読み聞かせをしはじめたところ、なかなか素敵なお話だったのでご紹介します。

ストーリーは、プーさんやその仲間が好き勝手な行動をしているシーンで始まります。ミツバチの巣をとってはちみつを食べたり、チョウをつかまえたり、畑から鳥を追い払ったりして満足気なプーさんと仲間たち。

でも巣をとられたほうのミツバチや、つかまえられたチョウたち、歌を歌わなくなった鳥たちはとっても不幸せそう。

クリストファー・ロビンは、ひゃくエーカーのもりがおかしいと気がつきます。このみんなのもりで全員がなかよく暮らすために彼が考えた方法とは?

お互いを思いやることで皆が喜ぶ解決策が必ずあるという教えが込められた内容で、読んでいてズバズバーっと頭を横切ったのは、アドラー心理学「共同体感覚」でした。全宇宙の存在が1つの共同体としてとらえることが幸せの極意だ、といった意味です。

そのほか「アルケミスト」のすべてはひとつといったテーマ、「7つの習慣」における「相乗効果を発揮する」、そして弁証法における矛盾の止揚といったキーワードたちにも通じるテーマで、子どもに道徳的な物語を読み聞かせつつ、大人も自己啓発的価値観をあらためて意識することができる素敵な絵本でした。

ちなみに、この「ディズニー ゴールデン・コレクション」っていうシリーズ自体がおすすめです。400円ちょっとで装丁含めてとても質がいいし、ラインナップも充実です。(最新の「アナと雪の女王」なんかも出てます)寝る前の読み聞かせにもちょうど良いボリュームで、おすすめです。

 

それでは、また。

 

アナ雪もあります。

 

ラプンツェルもあります。

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