人事領域の言葉で「Doable(ドゥアブル)」と「Deliverable(デリバラブル)」というものがあります。
「Doable」は「できること」「やっていること」といった意味で、「Deliverable」は「お届けするもの」「提供する価値」といった意味になります。
例えば、僕の人材開発・組織開発という仕事は「Doable」に表現すれば、「セミナーや研修を企画・運営しています」となります。
これを「Deliverable」に表現すると、「成長機会や課題解決のヒントを提供し、会社に事業貢献する人や組織を増やしています」となります。
単純に表現の問題だけでなく、仕事をするうえでの大切な心構えとなるもので、会社の上司に教えてもらいました。
単に言葉を言い換えるだけでなく、「自分はいまDeliverableに仕事をできているか」「Doableだけで済ませていないか」を常に問いかけることが重要です。
人は弱いのでともすると「自分の目標達成のための仕事」や良くて「自分のチームや所属部門のための仕事」をしてしまいがちです。
自分の担当領域や担当案件を、いかにして「Deliverable」なものにしていくか。意識するところから始めています。
皆さんは「Deliverable」な仕事、できていますか。
それでは、また。
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