【ドラマ】 「Nのために」 が第1話からすごいことになってる件(ネタバレ感想)

時代の空気を感じる方法
この記事は約4分で読めます。

nnotameni

スポンサーリンク

「Nのために」第1話を観たらいきなり引き込まれた

今期はひさしぶりにドラマに取り組む予定で、手始めに「Nのために」の第1話を観ました。これがとっても面白かった。

世間的にも反応が良かったみたい。

原作は「告白」「夜行観覧車」でも有名な湊かなえさんのミステリー。出演は榮倉奈々さん、小出恵介さん、窪田正孝さん、賀来賢人さん、三浦友和さん。

「Nのために」あらすじ

大学生の希美は、成瀬、安藤、西崎と”ある計画”を立てたことで、野口夫妻殺人事件の現場に居合わせてしまう。その場で、西崎が逮捕され、自供から懲役10年が言い渡される。その10年後の2014年、懲役を終えた西崎が出所しようとしている中、この事件の判決に疑いを抱く、元警察官の高野が、事件の真相を追い始める。高野は、事件の発端は、15年前の夏に瀬戸内海に浮かぶ島で、希美と成瀬が起こした”とある事件”からすべてが始まっていると確信し、「彼らはあの時、罪を犯した。それぞれNのために」と考えている。

※出典 榮倉奈々、湊かなえ原作ドラマ『Nのために』主演! 共演に窪田正孝・賀来賢人 | マイナビニュース

10年前の東京での殺人事件の謎めいたシーンから始まり、現在(2014年)を挟みながら、事件からさらにさかのぼる15年前、主人公たちの故郷だった瀬戸内海の島へと場面転換していきます。

スピード感ある展開に引き込まれたわけですが、ミステリーそのものは置いといて、榮倉奈々さん演じる主人公・杉下希美の魅力についてご紹介します。

スポンサーリンク

主人公・杉下希美の気合いがすごすぎる

主人公・杉下希美は、父親が浮気相手と暮らすために家を追い出されたことがきっかけで、強く生きることを決意し、自らの力で欲しいものはすべて手に入れることを心に誓います。 幼馴染の成瀬慎司と「野望リスト」を作り合います。

  • 将棋に強くなっておいて、いつか豪華客船に乗りこんだときにアラブの偉い人が将棋好きで見染められる。
  • 何も邪魔するものがない水平線を見る。
  • バルコニーで演説をする。

たしかこんな内容だった、くらいのうろ覚えですが・・「人生の100のリスト」という本がありますが、まさにそれを実行に移している感じです。

こうして自分の夢(野望、やりたいこと)をリスト化しておくことってすごい大事ですよね。「書いたことは実現する」とよく言われるように、人に表明することで緊張感が生まれますし、何よりも自己達成予言と言うんでしょうか、自分への刷り込みになります。

僕も実は「100のリスト」を作っていて、いつかこのブログに貼ろうと思っていて怠けていたことを思い出しました。やらねば。

そして、慎司につれられていった空家のバルコニーで海に向かって決意表明をする今回のクライマックス。

私、杉下希美は一人で正々堂々と生きていく。誰にも頼らん。欲しいものは全部自分で手に入れる。最後まで諦めず、上目指す。力の限り、戦略的に、どんな手を使ってでも、全力で戦うことを誓います。

か・・かっこいい。

「所信表明演説やな」という慎司に「1つ野望がかなった。ありがとう成瀬君。胸がスッとした一生忘れんと返します。このセリフもグッと来ました。こうしてリストを1つ1つ潰していくことが大事。

正直、榮倉奈々さんって爽やかでクリーンな役柄しかできない感じがありましたが、表面上の爽やかさは活かしつつ、こうした合理主義、上昇志向のキャラクターはいい意味で裏切られました。

スポンサーリンク

これは第2話以降も楽しみだ

その他の出演者もいい味出しています。

特に三石研さん演じる主人公の父親役はぶっ飛んでて良かったですね。真面目すぎたがゆえにキレちゃうと振り切ってしまうところはなんだかリアルでした。

奥さん役の山本未來さんも少しずつおかしくなっていく不気味さを演じ切ってました。 三浦友和さんや小出恵介さんあたりは安定のカッコよさでしたね。

あと瀬戸内海の風景が素晴らしかったです。僕も住んでいたことがあるので知っていましたが、あらためていつか永住してもいい場所だなと思いました。観ているだけでも癒される美しさですが、逆に、どんな素晴らしい環境でも複雑な人間関係という問題は起こりうるんだなということを考えさせられました。

こりゃあ第2話以降も楽しみです。 そして、第1話を見逃した方に朗報です。本日、10/19(日)16:00から再放送されるみたいなので、ご興味ある方はぜひ。

 

それでは、また。

 

関連リンク

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました