「ねぇ、ボクのぶんは・・・?」  -WWFの告知ポスターで未来のことを考えた

時代の空気を感じる方法
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WWF公式HPより http://www.wwf.or.jp/

タイトルは、WWF(世界自然保護基金)の広告コピーで、ACジャパンによる「支援キャンペーン」として各種媒体で告知されているものです。昨年7月から展開されているとのことで、ご覧になった人も多いかと思います。

回転寿司のカウンターに男性と男の子が座っている、一見ほのぼのとしたイラストですが、よく見ると回っているのは寿司ではなく、「森林」「エネルギー」「海」といった環境や資源で、男性は男の子のところに回る前に全部男食べてしまっているという内容です。

知っていますか?

子どもたちが将来使う資源を、私たちが「いま」使っていることを。このままの暮らしでは、地球ひとつだと足りません。未来のぶんのエネルギーや食料が心配です。

”地球にちょうどいい暮らし”をはじめませんか。

人と自然の未来を守るWWFにご協力ください。

僕はこれを通勤電車の中吊り広告で見て、思わずドキッとさせられました。今乗っている電車の電気も、今日一日僕が使うその他の資源も、未来の分を削りながら享受している可能性があることを一瞬にして考えさせられたからです。

直接的に資源や地球環境のことに思いをはせつつ、同時に自分が今日一日やる仕事も、未来の子どもたちにとってどれほどの意味があることをしようとしているんだろうと考えました。

僕個人として、未来のためにやってはいけないこと、気をつけてやらなければならないこと、やるべきことって何だろうとしばし考える時間になりました。

地球のエネルギーを最小限に使いながら、次の世代に最大限の貢献をする、と考えるとすごく大それたことをするかのようなイメージになってしまいますが、シンプルにいえば「最小限のインプットで最大限のアウトプットをすること」なのかなと。

食べた分以上に動く、とか。もらっているお給料以上に働く、とか。

ブログでいえば、読んだ本や映画を自分なりの味付けをして世の中に紹介する、とか。ブログそのものもウェブを使って、省エネで最大のメディア効果を出すことができるかも、とか。

人から受けたご恩を、それ以上にお返しするとかも回り回って地球のためになったりするだろうか。自分の娘を自分の何倍も素晴らしい人に育てることはどうだろうか、とか。

そんなことを考えてみました。こうしたことを思える善良な人間でありたいなと思えたし、そう思わせてくれたこの広告は素晴らしいなと思いました。

この広告を見かけたら、ハッシュタグ「#WWFOPL」でアクションを、とのことです。共感頂いた方がいれば、ぜひお願いします。

それでは、また。

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