心がざわっとしたら、それはもうアート ‐箱根・彫刻の森美術館にて

創造性を解放する方法
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彫刻の森美術館に行ってきた

箱根旅行二日目。ベタですが彫刻の森美術館に行ってきました。

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好きなんですよね、彫刻の森。昔フジテレビの天気予報の背景映像で使われてて、それで特別な場所として刷り込まれたんじゃないかと思います。って言っても今の若い人は知らないだろうな。写真の「交差する空間構造」という作品も、その映像の中で印象的に使われてました。

そしてBGMはこんな曲でした。

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子ども心ながらに、なんでこんなに悲しい曲使ってんだろうと思うくらい悲しい曲。でも、すごい良い曲ですね。思い出と相まって心の一部をわしっとされる感じです。

 

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こんな作品たちに心がざわざわした

行くのは何回目かになりますが、毎回気になる作品が変わります。今回はこんなヒトたちに注目してみました。

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コミカルなぴにょーんとしたボディに何やら深刻な顔。このヒトたち、何をこんなに困ってるんだろうと気持ちをざわざわさせてくれる作品でした。突然起こった驚きの事実、避けようのない悲しみ。そんなものを表現してるのかもしれないし、全然してないのかもしれないw そう思いました。

 

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高い柱の最上部に取り付けられたこちらの作品。人と馬(羽がある?)が体をいっぱいに伸ばして飛翔している。今日のように天候に恵まれると、鮮やかな空いっぱいを無限のキャンパスにして、そこにくっきりと躍動的な輪郭を見せてくれる、この突き抜け感に気持ちがざわざわしました。

 

そして今回のMVZ(Most Valuable ざわざわな作品)はこのヒト。

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ん…。なんかいる。

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アップ。この人。ざわざわするなぁ。

作品の一部なんだけど、もうこの人しか目に入らないくらい気になりました。「やだー」と足早に過ぎ去る奥さんを見送ったあと、しばらーく、眺めてしまった。あなた、いったいなんでそんなに縮こまってるの。寒いのかな。お腹すいてるのかな。なんだかほっとけない不思議な存在感でした。

 

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しかしアートってなんなんすかね

アートが好きなのに、アートについて語るのは苦手でした、今までは。

美術館とか行っても下手なコメントとかしないように、「ふーむ」とか「なるほど」とかつぶやくことしかしてなくて、だんだんつまらなくなって、だんだん美術館に行くこと自体がしなくなって、という感じでした。

でも今はわりと思ったことを文章で表現できたりする。きっかけは「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」ですね。この本に出てきた「人は誰もアーティスト、だからあなたもアーティスト」という原則に触れてから、気軽にアートに触れて、かつ語ることができるようになった気がします。

そんな僕が語る「アートとは何か?」。

一言で言えば「心のざわざわ」かな、と。難しく考えることはなくて、 心が「ざわっ」としたら、それはもうアート。どんな風にざわざわしたか?を語れれば、他の人と芸術の楽しみを共有できるんじゃないかと思います。

 

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今日のジブンハック!

  • アートとは心のザワザワである。

それでは、また!

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