洗濯物をたたみながらテレビをボンヤリ見ていたら「グッと!スポーツ」(嵐・相葉くんが司会の番組)でトランポリンの棟朝銀河(むねとも・ぎんが)選手が取り上げられていた。
リオ五輪4位の実績を持つトランポリン界期待の星とのこと。知らなかったけど。
彼の特殊能力は「驚異の修正力」にあり、普通の選手が一度中央を外れるとそのまま外側にはじき出されるのに対し、棟朝選手は、前のジャンプで最高地点にいるときに次の着地に備えることで修正しているという。
まさに「技の途中」で「次の技」を繰り出す準備をしているということで、それを可能にしている位置把握能力・空中感覚は類まれなんだとか。
これは仕事にもいえるなと。
ビジネスマンも仕事上では常に自分の技を繰り出し続けているわけだけれど、1つの技を繰り出すことに集中していると他のことがおろそかになることがある。
そうならないためには、いまの仕事に取り組みながらその状況を内省し(最中のふりかえり)、次の仕事に向けた準備をしておく必要があると思う。
「マルチタスクは幻想」と言われるくらい、人は同時に何かに取り組むことは難しいけれど、これは「シングルタスク」に集中しながら、次の「シングルタスク」の準備を始めるということでムリはないのかも知れない。
それでは、また。
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