【予定調和】 東京スカイツリーに行くと東京タワーが恋しくなる

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いまさらながら東京スカイツリーに行ってきた

ひさしぶりに家族で都内におでかけする用事ができ、「そういえば行ってなかったよね」的な感じで東京スカイツリーにも寄ることにしました。

あえて軽いノリで「近くまで行くからついでに」といったテイで、当日クルマの中で行くことを決めました。

満を持して「よーし、この週末はスカイツリー行くぞ!」と意気込んで行った結果、「混んでて登れましぇーん」とか「意気込んでみたけど期待外れでしたー」みたいな事があってもいやだなということでw

得られるであろう満足感(ベネフィット)と、それに見合った期待値(コスト)を本能的にアジャスト(調節)しようと思ったわけです。

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軽いノリで行ってみた感想を軽いノリで書きます

結果的には軽いノリで行って大正解でした。気負わなかったおかげでなかなか楽しめたからです。

まず到着までですが、ツリーがだんだん近づいてくると自然に気持ちが盛り上がりました。やっぱりただ通り過ぎるだけのときに見るのと、これから登るぞーと思いながら見るのでは雲泥の差ですね。

土曜日でしたが道も全然混んでなかったです。特に渋滞に巻き込まれることもなく現地まで到着できました。

駐車場も立体駐車場と地下駐車場が公式に用意されていて、行った日は寒かったので地下駐車場を利用しましたが、こちらも渋滞することなくスムーズに入れました。(駐車場代は350円/時間)

あまりにスムーズに入っていけたので「もしかしてすでにブームは去って、お客さん全然いないのでは?」という危惧すら抱きましたが、チケットカウンターに行くとちゃんと混んでました。

強風のため、時々エレベータを止めながらの運転とのことで(その際はチケットの販売そのものを止める)、本来であれば60分で上がれるところ、90分は待つとアナウンスされました。

最悪3時間待ちと言われてあきらめることまで想定していたので、90分待ちは全然オッケーでした。ディズニーランドでは1アトラクションにもっと並びますしね。

僕が行列に並んでいる間、奥さんと娘はお土産屋さんに行って先にお土産を買い終えたりしていました。これも効率的でしたね。

並んでいる僕の方も、チケットカウンター前に設置された液晶ディスプレイに映るアナウンスや建造時の動画でわりと時間をつぶせました。

実際は70分くらいでエレベータの番が回ってきました。思ったより風も吹かなかったのかも知れません。

エレベータに乗る直前は、僕ら夫婦はドキドキしていました。

奥さんは軽い高所恐怖症、僕はディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」に乗って以来の軽いエレベータ恐怖症のため、電光掲示された現在何m地点と表示された数字がすごい勢いで変わっていくのを見て、軽く青ざめていたのです。

でも実際にエレベータに乗ると、驚くほど揺れがなくて、むしろ本当に動いているの?くらいの勢いでした。恐怖感はゼロですね。

地上350mの「天望デッキ」(フロア350)に上がると、東京タワー側はそもそもの人気に加えてバレンタインデーの特別展示(ハート型の相性診断パネルみたいなの)があって少し混んでましたが、他の場所はそれほどでもなかったです。

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うん、人気なだけあって、なかなかの景色。

ちょうど夕暮れに差しかかるくらいの時間に到着したので、昼の景色→夕景→夜景をひととおり楽しめました。これもたまたまでしたがお得感あるのでオススメです。

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記念撮影コーナーもありました(1,300円)。手持ちのカメラでも無料で1枚撮ってくれるサービス付き。いつもながら奥さんは迷わずご購入でしたがw

その後、ゆっくりフロアを一周回ってから下の階(フロア345)に降りました。ここは半分レストランなのでショップを冷かして、ベンチで小休止しました。

この階に降りてきた人はすでに展望目的を終えている関係上、窓際はわりと空いていました。これは穴場ですね。

さらに下の階(フロア340)に降ります。カフェがあってそこのカレーの匂いがします。僕はカレー好きなのでむしろ嬉しかったですが、「カレーくさいよ」と思う人もいるかもしれません。

この階は床から下が丸見えの名物「ガラス床」があります。

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写真も撮りましたがよくわからないですよね。高さが高さだけになかなか盛り上がりましたが、これは実際に見てもらうしかないですね。

こんな感じでメインの展望フロアの下の階が充実しているのはいいですね。上に登った甲斐がありますし、お客さんも分散しますしね。

そんなこんなでひととおり楽しんだので「じゃあ帰るか」と展望デッキを後にしました。

ちなみに今回は「軽いノリ」がテーマだったので、さらに上の「展望回廊」(地上450m)や、「東京ソラマチ」(ツリー直結のショッピングモール)は行きませんでした。

ダラダラ書いてしまいましたが、まあ、そんな感じの初・スカイツリーでございました。

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やっぱり東京タワーが好き(って元も子もないけど)

まあ、期待せずに行ったので、気負わなかった分十分すぎるほど楽しめました。

混雑がそれほどでなかったことや、駐車場代や入場券代がそれほど高くないこともあったかと思いますが、全体的な満足レベルは高かったです。

ただ、です。

東京スカイツリーに行くとどうしても東京タワーと比較している自分がいました。そして、自分の中の「東京タワー愛」みたいなものを再確認する結果となりました。(そうなることは予想できたので、ある意味「予定調和」でしたが)

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たしかにツリーは高い。そして新しい。旬(・・の最盛期は過ぎたとはいえ)のスポットに来たという満足感もある。

でも、東京タワーとの思い出にはまったくかなわない。

東京を空撮した映像なんかでも、まっさきに目に飛び込んでくる、首都を代表する建造物。。昼は紅白、夜はオレンジ色に輝く美しいタワーです。

個人的にも、小沢健二の歌を聴きながら高速道路で脇を通り抜けたドライブや、地方に赴任していた時に東京に戻ってきたことを一番感じさせてくれたことを思い出すわけですよ。

奥さんにプロポーズした場所も東京タワーでしたし、SMAPの「がんばりましょう」に出てくる「努力」と「根性」のお土産もいまだに売ってますしね。

そんな風に、悠久の時の流れの中で、日本人の、そして僕個人の心の中に、唯一無二のブランディングをしてきた東京タワーと比較したときに、どうしても東京スカイツリーでは太刀打ちできないものがあるわけです。

まあ・・そもそも比べるものじゃないのかもしれないですけどね。優等生的にはそれぞれ違った魅力があるということだと思いますが。

 

それでは、また。

 

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