「アイスブレイク」を成功させるために必要なたった1つのこと

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「アイスブレイク」に挑戦し続ける男

最近、仕事でアイスブレイクに凝っています。

そうです、会議の前などに場を和ませるために面白いことをしたりするアレのことです。

僕は会議のファシリテートをすることが多く、ムードメーカー的なキャラで通っているところもあるものですから「一度ちゃんとやってみても面白いかな」くらいの気持ちで始めてみました。

でも、これが大変。

いろいろやっても、なかなかうまくいきません。だいたい5分くらいの小話をするパターンが多いのですが、まあスベることスベることw

日常の気づき、家族ネタ、ブログネタ、最近観た映画やらドラマやら、その中のセリフのマネやら、面白おかしくやろうとすればするほどスベります。

いい加減ネタも尽きてきたところで、ネットで調べた「いわゆるアイスブレイク」的な、ちょっと体を動かしてみましょう、みたいなのもやってみました。

これはちょっと盛り上がりました。でもホントのところどうしたら上手くいくのかは結局よくわからないわけで。

悩みつつやっているうちに、徐々に周囲からも憐憫の眼差しやら、同情からのアドバイスやらが集まってくる状態になってきた今日この頃であります。

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そもそも「アイスブレイク」とは何なのか

ちょっと道に迷い始めた感もあるので、そもそもアイスブレイクって何なんだっけ?をちゃんと考えてみることにしました。

アイスブレイクとは

初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。

Wikipediaより

なるほどなるほど。だいたい認識していたとおりの意味でした。

いやーよかった。認識が合っていてww

 

うん?こんなまとめもあるのね。

 

引用させてもらったところ、

アイスブレイクは手段であり、行うことが目的化してはならない。
※出典 私的「アイスブレイク」論(前編) | 中小企業診断士ペパチェの議

手段をやることが重要なのではありません。最終的な、目的をしっかり把握しましょう。それだけで、会議やセミナーは、数段効果が上がるようになります。
※出典 『手段と目的とアイスブレイク』

アイスブレイクをする必要がないときに行う事も逆効果。
※出典 第30回 『アイスブレイクなんて機能しない!?』 – チームビルディングジャパン

ふーん、なるほどなるほど・・ってまさに今の自分そのものやん!

そうか、アイスブレイクはあくまでも「手段」。そこを間違っていたのかもしれません。

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目的別にアイスブレイクを整理してみた

アイスブレイクは「手段」なので、今後は「目的」にフォーカスしてアイスブレイクを使いたいと思いました。

そして、「目的」はシチュエーションによって変わってくると思ったので、その辺を少し整理してみることにしました。

大人数で、参加者同士の関係性が深い(定例会議など)

  • 時間をかけずに場の一体感を出すことが目的
  • 劇場公演、テレビ番組の公開放送などの「前説」に近い手法が良さそう
  • 小話
  • 頭の体操系(心理テスト、トリビア)
  • 体の体操系(指体操)、など

少人数で、参加者同士の関係性が深い(プロジェクトの打合せなど)

  • 軽く気持ちのウォームアップをすることが目的
  • 参加メンバーの誰かをネタにして話す
  • 直前にあった出来事を共有する、など

大人数で、参加者同士の関係性が薄い(セミナー講師など)

  • 少し時間をとって緊張をほぐし、参加者の参加意識を高めることが目的
  • いわゆるアイスブレイク的な手法が向いている
  • 自己紹介系(漢字一文字で表現、好きな戦国武将、実は○○、偏愛マップ)
  • ゲーム(あいうえお作文)
  • 全員を回すと時間が足りない場合は2~3人で一組になってもらってやる、など

少人数で、参加者同士の関係性が薄い(他部署との初めての打合せなど)

  • ごく一般的な会話で本題前の導入をすることが目的
  • 天気の話
  • 自己紹介(普通の)
  • 打合せ目的の確認、など
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大切なのは「皆で1つになろう」とする思い

こうして整理してみると、あらためていろいろなやり方がありそうだなということが分かってきます。

「アイスブレイク」という名前も良くないのかもしれません。

そもそも「アイスな状態」である前提で、それを無理やり「ブレイク」するイメージが強すぎる気がします。

(少なくとも僕はそういう思いに囚われてました・・・w)

結局、大事なのは「皆で1つになろう」とする思いそのものなのかなと。

それが自然にその場にいる人たちで共有されれば何でもいいのかもしれません。

「アイスブレイク」は、またの名を「コミュニティビルディング(community building)」と言います。

関係者が「コミュニティ」を「ビルド」する気持ちでのぞめば、自然に「皆で1つ」になれ、その状態こそがアイスブレイクされた状態なんだろうと思います。

 

それでは、また。

 

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