「値段で迷っているくらいなら買え。値段で買うくらいなら買うな。」
という言葉を会社の後輩に聞いたのはもう3年前くらいになるだろうか。初めに聞いた時は「へ~上手いこと言ったものだな」くらいにしか思ってなかったけれど、その後買い物をするときによく思い出すことになった。
アウトレットモールの服屋で、試着もそこそこに思わず買いすぎてしまいそうになるとき、ECのセールで息せき切って特売品を買おうとしてしまいそうになるとき、ふと考える。「値段で買うくらいなら買うな」か、と。
また逆に街中で寄ったセレクトショップで一目ぼれした服が高くて逡巡してしまったあと、後日になって何度もその店のその商品を見に行ってるときなどに、ふと考える。「値段で迷っているくらいなら買え」と。
要するに同じことを言っていて、値段を買う・買わないの物差しにするな、ということである。本質的に自分に必要かどうかで、買い物は選ぶべきである。
断捨離のたびに捨てることになるもののほとんどは「値段を理由に買った」ものたちだったりする。逆に値段で迷いながら3回見に行った商品は、結局元を取りまくるところまで使い切れたりする。
どんな大きい買い物も小さい買い物も、これからも大事にしたい価値観。
今日のハックは「値段で迷っているくらいなら買え。値段で買うくらいなら買うな。」でした。
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