先日、赤羽橋に仕事の用事があって外出したときのこと。
大好きな東京タワーを前に無邪気に写真を撮っていた僕に、同行していた同僚の女性が「ノンノン、ちゃんと”三分割法”を意識しないとダメよ」と教えてくれました。その方はカメラは講師として人に教えるほどの腕前ということで、三分割法は「基本中の基本」とのこと。
実際、試してみたら劇的に上手く撮れるようになったので、今日はその情報共有です。
「三分割法」とは?
画面をタテヨコ1/3ずつに区切る線を引き、その交差するポイントにメインの被写体を持ってくる写真の撮り方のこと。
詳しくはいつものNAVERまとめでどうぞ。
【写真撮影テクニック】「三分割法」で簡単にプロ並みの作品を! -NAVERまとめ
たいていのカメラ、スマホに搭載されている「グリッド表示」を「ON」にするだけで使えます。
※iPhoneの場合は 「設定」アイコン > 「写真とカメラ」 > 「グリッド」 で 「ON」にできます。
「三分割法」で東京タワーを撮ってみた
こちらが無邪気に撮っていて「ノンノン」された写真。たしかに何か散漫な印象です。「ただ撮りました感」が出まくっています。心なしかタワーも心細げ。
グリッドをONにしてみるとその理由がわかります。ほら、全然「三分割」してない!
そこで近づきつつ、徐々に「三分割」を意識して撮っていきました。うん、これはだいぶ三分割ですね。心なしかタワーも満足気です。
と思いきや、横から「これくらいじゃ、まだまだよ」と優しい叱咤激励が飛びます。
くそーもっと「三分割」してやる!やるぞ!やってやる!
でやーーー!
・・とばかりに撮ったところで、どうですか。こちらの一枚。見事に「三分割」ができました。
天空に向かって伸びやかにそそりたつ赤い鉄塔が表現でき、心なしかタワーも堂々としています。
どうだ!とばかりに同僚女性に見せると「うん、まあ、いいんじゃない」とのこと。
そっけない言い方だけど、きっと「エクセレント!」って意味だろうと勝手に解釈。
ちなみに寄せるだけじゃなくて、こんな感じで対角上の点同士を結ぶ感じで使ってもいい感じでござる。
その後は調子に乗っていろいろ「三分割」してみた
その後は三分割の楽しい日々がやってきました。今日はそのほんの一部をご紹介。
パレットタウンの観覧車。左下と右上の交差ポイントをつなぐように撮ってみました。美しい!
フジテレビ。右側のメイン棟はタテの三分割線を意識し、下の歩道橋はヨコの三分割線を意識しました。天才!
ピクニックの時の紙コップ型ドリップコーヒーも。こんなときまで意識してしまうようになりました。絵的に地味!
三分割法、すごい効果です。そして超簡単。だから皆やるべしです。
それでは、また。
コメント