ブログの文章は「気持ち7割」くらいでちょうどいい

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ブログ記事を書く。書きはじめると気持ちがとほとばしってくる。いわゆるペンが走る状態になってそれでも書き続ける。できた。見返してみる。なんだこりゃ。わかりづら。

ということがよくある。思いついたことを全部書いてしまっている状態で、書き手の自分はありったけのものを吐き出せて気持ちいいけれど、いざ読み手に視点を変えると非常に読みづらいものになっている。

気持ちがほとばしったままの文章はたいてい「余計」が多い。「余計」な説明、「余計」な言い回し、「余計」な漢字変換。ひどいときは段落まるごと同じようなことを書いているといった「余計」もある。

書き手の自分として思っていることを全部書いた状態は、読み手側からすると、感覚値的に3割くらいはそうした「余計」が含まれてるんじゃないかと思う。

特にウェブの文章はその傾向がより顕著になる可能性もある。媒体特性を比べたときに、紙よりウェブの方が文章を読み飛ばされやすい傾向があるからだ。

だから僕は、記事をいったん書き上げた後に必ず見返して、冷静な気持ちで優先度の低い部分を削っていく作業をしている。単語や文章だけでなく、必要ならば段落ごと削ったりする。

すると、余計なところがなくなるだけでなく、残った文章がしまってくるから不思議だ。部屋の片付けと同様、文章にも「断捨離」効果が働くんだと思う。

考えを全部書けばいいというもんじゃない。むしろ全部書くことで逆に伝わりづらくなることもある。ブログ記事は最初から「気持ち7割」くらいで書くのがちょうどいいのかもしれない。

それでは、また。

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