「ルピナスさん -小さなおばあさんのお話-」を娘にプレゼントした
4月は娘の誕生月。
僕は子どもの誕生日には本をプレゼントすることにしています。
誕生日当日の会社帰り。本屋に寄って2時間以上かけて計30冊くらいを検討。
結果、今年選んだのは「ルピナスさん -小さなおばあさんのお話-」でした。
コミカルな響きのタイトルですが内容はとっても深く、絵の美しさや、ページ数・文字量が今の娘にちょうど良いと思い、決めました。
「ルピナスさん」あらすじと娘の感想
あらすじは一人の女性が生まれた街を出て世界を旅して、いろいろな人と出会い、夢だった海辺の街に住むというもの。
人生に満足しかけたとき、「世の中をもっと美しくするために何かをする」という子どもの頃におじいさんとした約束を思いだす。
その約束を、行く先々でルピナスの種を蒔いて、花を咲かせるということで実現する、というお話でした。
娘に最後まで読み聞かせて「おしまい」と言うと、しばらく不思議そうな顔をしていました。
少し難しいところもあったんだと思います。
でも「すごいおもしろい。いろいろなページがきれい。むずかしいところもあったけど、いろいろなおともだちができて、さいごはこどもたちともなかよくなったんだよね」と言っていました。
内容はともあれ、彼女の感受性のどこかに触れる本であったことは確かなようで良かったです。
「ルピナスさん」で僕が感じ、伝えたかったこと
毎年送っている本はテーマもテイストもバラバラです。
ただ一貫しているのは「人生で大切にしてもらいたいこと」がテーマとして込められていることです。
僕がこの本から感じた「人生で大切にしてもらいたいこと」は以下3点でした。
ただこれはあくまでも僕がこの本から感じた感想です。
大切なのは彼女自身の感想です。
小学生になった娘の感想、大学生になった娘の感想、社会人になった娘の感想をぜひ数年後・数十年後に聞いてみたいです。
そんな思いを持てることが本を贈り続ける意味になっています。
それでは、また。
原書はこちら。
文章のニュアンスや絵の色調が違うらしく、より作者の意図が伝わってくる内容になっているとのことです。
こちらもいつか読んでみたい。
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