【本】「神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識」(さとうみつろう著)要約と感想

ポジティブに生きる方法
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「神さまとのおしゃべり」とは

すでにベストセラーになっている本書。

親しみやすい装丁で本屋さんでもとっても目立ってて、気にはなっていたんだけど分厚いしどうしよっかなーと思っていたんですが、この度意を決して読んでみました。これが良かった。

そのままズバリ表現されていませんが、いわゆる「引き寄せの法則」を中心に、「すべてはひとつ」、「すべてにOKを出す」、7つの習慣の「豊かさマインド」、「パラダイムシフト」といった自己啓発キーワードが散りばめられた集大成的な内容で、うっかりすると盛り沢山でお腹いっぱいになりそうなところ、コミカルな会話形式と巧みな構成で、テンポも良く読み進められる良書になっています。

ぜひ読んでもらいたいのですが、読んでくれない人のために個人的に心しておきたいなと思えた部分を要約してみました。

お気に入り部分の要約

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「引き寄せの法則」的なところ

  • 願いは全て叶っている、人は誰もがすでに幸せである
  • 現実とは信じたとおりに見えているだけの幻(自分を映し出す鏡)
  • つまり信じたことはすべて現実になる
  • 人はDVDを切り替えるように「見ている現実」を切り替えられる
  • 感謝とは起こる出来事をすべて認める行為(絶対感謝)
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「豊かさマインド」的なところ

  • 「なりたい」「ほしい」ではなく「なっている」「もっている」と考える
  • 1%の「ない」ではなくて、99%の「ある」ものに目を向ける
  • 「何が嫌いか」ではなく「何が好きか」を考える、「貧乏は嫌だ」ではなく「金持ちが好きだ」と考える
  • 先に与える人になる ※神社に1万円札を入れる
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「パラダイムシフト」的なところ

  • 自分の固定概念を知りたければ、ただ目の前の現実を見ればいい
  • 「正義」も「悪」も特定の誰かにとって都合のいい解釈
  • 感情があふれ出す出来事があったら、自分の固定概念に気づくチャンス
  • 「悲しいこと」も「腹立たしいこと」も自分の固定概念が原因
  • 信じていることの反対側を信じれば、固定概念は消える
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「すべてはひとつ」的なところ

  • 宇宙はそもそも1つだった(ビッグ・バンが起こる前)
  • 物質と物質の間には粒子が満ちていて、宇宙のどこにも真空はない
  • ゆえにいまも宇宙のすべては1つ
  • すべてがそろって初めて宇宙が成立する、余っているピースは1つもない、すべてが必要、つまりこの世界には「あなたが必要」
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「すべてにOKを出す」的なところ

  • 存在しているすべてを「それでいい」と認められれば矛盾は生じない
  • すべてに「YES」という、平和に「YES」といい、戦争に「YES」という、それって矛盾じゃん!と思ったら、その矛盾にも「YES」という
  • 魔法の言葉「イーンダヨ」、落ち込んだってイーンダヨ!泣いたってイーンダヨ!絶望したってイーンダヨ!
  • 悲しんだあとに「悲しんでいることが悪いことだ」と思ったらネガティブから抜け出せない、だから悲しみに「イーンダヨ!」でトドメを刺す

感想、おすすめしたい人

この本の良いところは、「神さま」と「みつろう」の2人の主人公キャラが立っているため、飽きさせず最後まで楽しく読めるところです。

また、ユーモア溢れる独特な切り口で自己啓発キーワードをわかりやすく解説しているところも非常に勉強になりました。

特に前述の「イーンダヨ!」は、まさに本書ならではの表現で「すべてにOKを出す」という概念をわかりやすく、かつ憶えやすく上手に説明しきっているなと思いました。これはほんと「魔法の言葉」ですね。

要約に書いたような自己啓発キーワードに興味があっても、なかなか重たい本は手に取りづらい・・そんな人にはうってつけの本じゃないかなと思います。

一部、ロジカルに説明し切れていない部分もありましたが、総じて同テーマを扱った他の本よりも本質が伝わってくるところが多く、テクニックに終始している本よりも好感が持てる内容でした。

 

まとめ

自分ハック度:★★★★☆

多くの人に自己啓発キーワードを興味持たせようとしている良書だと思います。

自分ハック」の入門書としてもおすすめできる一冊です。

 

それでは、また。

 

 

 

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