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BOOK-OFFに「終戦のローレライ」を買いに行った
近所のBOOK-OFFに行きました。「終戦のローレライ」を買いに。以前人に借りて読んだことがあったのと、文庫版が欲しかったので中古本を買おうと思ったのです。
でもこの「○○が欲しい」と指名買いでBOOK-OFFに行くというのはなかなかリスキーなものです。なぜなら探しているものはない、探していないものがやたらある、それがBOOK-OFFという場所だからです。
逆をいえばお目当てじゃない本に偶然お得に出会う、というのが正しいBOOK-OFFの楽しみ方であり、そもそもお目当ての本を探しに行く方が悪いわけです。
それをわかっていながら、お目当ての本を探しに行ってしまう。そして惨敗を喫する。それを何度だって繰り返してしまう。何故でしょうか。自分が愚かなのか、BOOK-OFFがすごいのか。どっちもか。
「終戦のローレライ」あった!しかも100円コーナーに(2~4巻だけ)
そんなわけで今回もその無謀な戦いに挑みに行ってきました。
手始めに100円均一コーナーに行ってみると、なんと「終戦のローレライ」はありました。おお、なんという幸運!
ただし、2~4巻だけ。なるほど1巻だけないのか。まあ、たしかに1巻が一番売れるよね。「1巻だけ買ってみて面白くなければそこで読むのをやめよう」そういう人もいます。でも「終戦のローレライ」ですよ?面白いに決まってるのに!
・・と、そのどこぞのダレ蔵さんのことを想像しつつも、通常販売コーナーに回ってみると、そこにも1~4巻全部ありました。おお、なんという僥倖!ただし、お値段は300円。
僕の頭はくるくると回り出しました。
100円×3巻+300円=600円か。これでも定価でいえば1巻分の値段。十分お買い得だな。BOOK-OFFでお目当ての本を全巻見つけたうえに、そのうち3巻は100円コーナーで見つけたわけだ。これを幸運を言わず何と言おう。だがしかし、だ。4巻とも100円で買えたら、今以上にもっと幸せを感じられるに決まっている。そうさ、そうに決まっている。
今日の僕は貪欲でした。どうしても、その幸せを手に入れたかったのです。
「1巻も100円のやつが欲しい」その思いを店員さんにぶつけてみた
そこでそのままその思いを店員さんにぶつけてみることにしました。「あのーこれ1巻だけ100円なかったんですけど、ないってことはないってことですよね?」と。ことさら往生際の悪そうな人を装いました。その方が効果的かな、と思って。
すると、「ああ、下の引き出しに入っているかもですね」と言って、すぐ他の店員さんに100円コーナーへの確認を依頼してくれました。
果たして100円の1巻はありました。こうして、僕はお目当ての本を全巻BOOK-OFFの100円コーナーで見つける。しかも最初ないと思っていたのに、訊いてみたらあった、という幸運もセットで。いやっほーい!もう最っっ高に幸せです!(ケチ)
というわけで、「お目当ての本が100円コーナーにない場合は、いちおう訊いてみる」。そうするとあることもあるし、ないこともある。書けば書くほどケチな話ですが、これもまた一つのライフハックということで。
そういえば、買った4冊はなぜか消費税率が新旧織り交ざっていました。1巻だけ108円で、2~4巻は105円のままでした。単純にラベリングした時期で違うだけなんでしょうね。
この場合、会計でどうなるのかなーと思ったら、表示のとおりでした。つまり、新旧どちらもある場合は、旧税率の方の商品を買うとよりお得、ということです。すますケチな話ですが、これもおまけのライフハックということで。
それでは、また。
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