映画は素敵だ。自分以外の人生を無限に見せてくれるから。映画と人との関係を思うとき、その運命性に圧倒される。
すべての芸術品にいえることだが、映画も1つの作品と1人の人間の間には、その2者間だけが持つ固有の距離感と関係性が生まれる。
自分が見ていないことで、存在意義を失っている映画が、この世のどこかにあると思える限り、僕は映画を愛し続け、観続けるだろう。
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シネマバトン。大好きな映画ネタということで、若干鼻息が荒くなるかも知れませんが、ご容赦を。
●Movie that I saw for the first time in theater(初めて映画館で観た映画)
「101匹わんちゃん」かな。
一緒に観てた姉ちゃんが泣いちゃったような記憶がある。すみません。若年性健忘症のケがある僕には少し厳しい質問でした。
●Movie that I saw in theater at the end(最後に映画館で観た映画)
「スターウォーズ ep.3 シスの復讐」
なんだろう。名作過ぎて語る言葉を持たない。久々に映画館に3回も足を運んじゃった。すべてのシーンが名シーン。全てのセリフが意味シーン。(はい、すみませんでした)
その他のエピソードに散在していた伏線の全てに一作で答えを出した完成度の高い作品。子供が出来たら是非一緒に観たい、大好きな映画です。
●The last DVD or VHS、LD I bought(最後に買ったDVD又はビデオ又はLD)
「マルホランド・ドライブ」
デビッド・リンチ監督作品。ハリウッドの夢を幻想的に描いた、超名作。一度観ただけでは、決して理解できない。二度観ただけでは、決して共感できない。三度以上観て、やっと「こういうことが言いたいのかな?」と徐々に分かってくるような難解な映画。
難解なんだけど、誰もが自分なりに答えが出せるそんな作品。「ツイン・ピークス」だけで終わっている方、リンチ世界の深淵に触れるならば、是非この作品で。
●Five movie I see a lot, or that mean a lot to me(よく、見るまたは特別な思い入れのある5本)
・エンターテインメントとしての完成レベルが高い
・観終わったあとに、しばらく考えさせられる
の2点を満たす映画をこよなく愛しています。ということで・・・こんな感じになりました。
「L.A.コンフィデンシャル」
ガイ・ピアーズ、ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシーなど名優揃い。ストーリーも練られた傑作サスペンス。
「スパイダーマン」
”運命を受け入れろ”ヒーローとただの男の間を彷徨う主人公に共感を覚えてやまない。アクションシーンは本当に最高。
「スパイダーマンⅡ」
同上。アクションシーンさらに強化。それでいて、主人公の内面を描いたシーンも手抜きなし。Ⅱでも成功した好例。
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」
ハリソン・フォードとショーン・コネリーの掛け合いがホントに面白い。演技上手い人同士の熾烈な競演が最高の作品を作りました。
「スターウォーズ 帝国の逆襲」
徐々に心を開いていくダース・ベイダーが素敵すぎ。シリーズ通して最も暗いのもまた好きな理由かも。
「タイタニック」
映画フリークの人は酷評するけど、これだけ完成度の高い作品はなかなかないと思ってます。二人の若気の至りっぷりに共感。
「ゴッドファーザーPARTⅡ」
なんというか・・・。カッコよすぎ。アル・パチーノ&ロバート・デニーロ。特にデニーロ。男なら皆憧れるはず。
「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
アル・パチーノ主演。彼にとって初のアカデミー賞受賞作。名演?怪演?とにかくすごい。一瞬だけしか出番ないのに、この作品のガブリエル・アンウォーにずっと恋してやまないです。
ラスト近くのタンゴを踊るシーン。最っ高・・・。
「ショーシャンクの空に」
これほどまでに、誰からも文句を言われない作品も珍しい。ヒューマンドラマとしての完成度はおそらく世界一。でもティム・ロビンスってこれ以外作品に恵まれてないっすよね。
「フェイス/オフ」
企画のすごさにやられたユニークな作品。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技力の高さを証明した作品です。
「パルプ・フィクション」
映画の歴史に新しい伝説を作った名作。全てのシーンが画期的。全てのセリフが素敵すぎ。汚いスラング満載です。
「グーニーズ」
青春です。こんな冒険、一度してみたかった。スロース怖い。
「スタンド・バイ・ミー」
これまた誰も文句を言わない名作ですね。考えてみると、これもスティーブン・キング原作。あの人がすごいんでしょうね。
「チョコレート」
ハル・ベリー、ビリー・ボブ・ソーントン主演。ハルはこの作品で黒人女性初のアカデミー主演女優賞受賞。ストーリー・演技の秀逸さが際立つのですが、やっぱり濡れ場がすごいです。
「恋の惑星」
なんか映画全体が音楽みたいでファッショナブルですね。
「天空の城ラピュタ」
小学生の時はシータをお嫁さんにしたいと本気で思ってました。あまりにも完成度が高い、宮崎アニメの金字塔。
「ソードフィッシュ」
ストーリー・音楽の融合が凄まじい、隠れた名作。DVD持ってます。あまり有名にならなかったのが残念な、誰もを満足させる実はすごい映画。必見。
「スリーピー・ホロウ」
ホラーは嫌いなんですが、これはなんか美しくて好き。
「スリーパーズ」
少年時代の傷が未来を壊していく悲しさがいいです。ブラッド・ピットとケビン・ベーコンがいい感じ。
「ア・フュー・グッドメン」
トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、ケビン・ベーコン、キーファー・サザーランドと超豪華キャストでお得な映画。無論、ストーリーも魅せますよ。
「エンジェルダスト」
邦画。すごく不思議な作品です。怖いけれどすごく綺麗な不思議なホラー?サスペンス?変に印象に残る後遺症系。
「黄泉がえり」
なんていうか、泣いちゃいました。竹内結子のかわいさのせいでしょうね。僕が今最も憎んでいる男は中村獅童です。
「バニラ・スカイ」
一度観て正直よく分かりませんでした。で、同じように分からんって言ってた姉貴と一緒に実家で二度目を観て、二人同時に泣いちゃいました。一度きりの方、二度目を是非。
「フィラデルフィア」
トム・ハンクス&デンゼル・ワシントン。二人の名演が、エイズ裁判という深いテーマをさらに感慨深いものにさせてますね。
「告発」
ケビン・ベーコン、クリスチャン・スレーター、ゲイリー・オールドマン。アルカトラズ刑務所を閉鎖に追いやった囚人と弁護士の友情物語。はっきり言ってバッドエンドですが、この感動は味わうべきです。
「インタビュー・ウィズ・バンパイア」
トム・クルーズが好きなんでしょうね。お金のかけ方、企画の素晴らしさ、キャスティングの素敵さでやられた感じです。
5本をちょっとだけ超えちゃいましたね。これ以上しぼるのは、僕にはとうてい出来ません。
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