Web Director Meetup 9に行ってきたよ
12/12(木)に開催されたWebディレクターの会合「Web Director Meetup 9」に初参加してきました。
※Web Director Meetup 9とは
- Webディレクター、プロデューサーの交流イベント
- 毎年12月に忘年会を兼ねて開催され、今回で9回目
- 参加人数は200人
- 公式HP http://directormeetup.org/
今回の会場はLINE株式会社(渋谷ヒカリエ)で、現地に着くと入口で缶ビールやチューハイなどが配られていて、すでにいかにもWeb業界っぽいイデタチの人が数十人来ている状態でした。
僕はWebディレクターでございというほど経験もないし、Web知識そのものだってだいぶあやういものなので、ちゃんと場に馴染めるのかしら、とドキドキしていました。
名刺交換で感じた違和感、あれ何だろこれ
乾杯のあと、入口で配られたアルファベットのテーブルごとにグループになって情報交換したり、そこからバラけて個別に情報交換したりが始まりました。
会場は何やら正体不明の「熱量」みたいなものがみなぎっていて、皆あっちゃこっちゃで楽しそうに情報交換をしています。
僕も負けじと勇気を出して、少しずつ話しかけ、名刺を交換しつつ、
「〇〇(会社名)のこっきです」
「検索系の部門で、主に地域メディアの企画をしています」
「業務的にはディレクション、マーケティング、ビジネス開発なんかを担当しています」
と自己紹介したり、同じようなことを質問したりしていたんですが、うーむ何かがヘン。
なぜか会話が盛り上がらない。気のせいか、相手も少し調子狂っちゃっているような顔をして、誰と話しても会話が広がらず終わるみたいな感じになりました。
うーむ、初めての人とやりとりするの得意なはずなのに。なんでだろう。
Lightning Talk(プレゼン)で知った「熱量」の正体
歓談、クイズ大会、のあとにメインイベントのLightning Talk(5分間のプレゼンテーション)の時間がやってきました。
会場にいたひときわ濃い人たちがプレゼンターに名乗り出ていて、自分のやってきた面白い企画やサービス、ユーザを集める工夫、過去の失敗例など、参加社に役立つ情報を面白おかしくプレゼンしていました。
特に印象的だったのは
- バーグハンバーグバーグ のまきのさん(失敗談も織り交ぜた楽しいプレゼン)
- Applica の多田さん(ゾンビメイクにドレス姿というすごいビジュアルで登場)
のお二人の優勝争い。 ※詳細はバーグハンバーグバーグ社のスタッフブログにも掲載
すごい面白かった!ためになった!という以上に感じたこと。
それは「俺(私)って、おもしれーだろ?」という彼らの溢れかえる熱いたぎりみたいなものでした。
それは同時に「俺はこんなにおもしろい人間で、こうやって世の中をおもしろくしようとしているんだけど、ところでお前はどうなのよ?」というの問いかけを強烈に迫ってくるものでした。
そう、それこそが、会場に着いてから感じていた「熱量」の正体だったのです。
タコツボな自分に気づき、大事なことを思い出した
「おもしろいことをしたい」と思って生きてきたつもりが、本気でそこに取り組んでいる人たちを前にして、目が覚める思いでした。
気づけばタコツボ的思考にはまり込んでいたんだろうな。
- 担当サービスの会社内での存在価値を高めないと・・・
- 関係者でちゃんと「ゴール」と「戦略」の合意形成をしないと・・・
- 立ち位置が不明瞭な企画職の存在意義をきちんと会社に認めてもらわないと・・・
「おもしろいことをする」という一番の本質を見失って、細かいことに血道を上げてきたんだろうな。それが名刺交換の時の自己紹介に表れていたんだろうな。
僕が「どんな会社の、どんな部署の、どんな業務をやっている人間か」なんてどうでもいい。問われてことはたった1つ、「僕自身がどうやって世の中をおもしろくするのか?」だけだ。
それこそが自分の使命だとわかった。・・・というよりも、使命だったと思い出した。
そのために食品メーカーから、圧倒的に自由なウェブサービスの世界に飛び込んだんだった。そのために営業職から、自分のアイデアを自由にカタチに出来る企画の世界に飛び込んだんだった。
ちくしょう!なんてこったい!そんな大事なことをうっかり忘れてたよ!なんてくだらない思いや事情や自分自身の臆病にとっつかまっていたんだ!何に遠慮し、何を守り、何を躊躇していたんだ!それで何を得た?何も得てないじゃないか。それで何を失った?全部失うところだったじゃないか。バカやろう。俺ってば、本当にバカやろう。
って思いました。
「世の中をおもしろくする」たった1つの方法
よしわかった。やったろうじゃないか。世の中をおもしろくしてやろうじゃないか。どうやるか。僕の座右の銘の中にその答えがあった。
「見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい」
この言葉に当てはめるなら、
「世の中をおもしろくしたかったら、まず自分がおもしろい人間であれ」
ということだ。
まずは誰よりもおもしろい人間であろう。
常に「どうすればもっとおもしろくなるか?」を考えよう。
迷ったら常に「おもしろい方」を選ぼう。
そこにフォーカスしていれば、必ず道が開けると信じよう。
細かいことは気にしなくていい。ただ、面白くあろう。面白くしよう。
人生も仕事も家庭もブログも全部。そう決めた。
行ってよかった。イベントごとはどんどん行こう。そうしよう。(しみじみ)
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