アップルTVを購入したはいいけれど、ろくすぽ映画を観ていなかった。
なんというか、「いつでも観られる便利さ」を手に入れるやいなや、逆に「いま観なくてもいいか」と思うことになってしまった感じ。
このままじゃいかんと、奥さんと意を決して観たのが、「エンド・オブ・ホワイトハウス」でした。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観た
ぶっちゃけ最新作ランキングで1位だったというだけで選びました。
当然期待もしていなかったし、そもそも久しぶりの映画なのでリハビリ的な意味合いで観始めたら、あらびっくりめちゃくちゃ面白いじゃないの、これ。
ストーリーは、アジア系のテロリストにホワイトハウスが占拠される事件が発生し、そこにシークレットサービスの主人公が一人で乗り込むという正統派アクション・・・
と言ってしまえばこれだけのシンプルな物語だったのですが、それだけに映画の出来栄えの良さが直球ど真ん中で伝わってきた感じです。
(以下、一部シーンのネタバレです)
ホワイトハウス陥落までの説得力がすごい
この映画の魅力は、なんといっても最大の見せ場「ホワイトハウス陥落」シーンの説得力がすごさに尽きます。
重厚な俳優陣や緊迫感あるストーリーも、冒頭のこのシーンのリアリティがあってこそ活きてくると言えましょう。
テロリストの攻撃はまずは空から始まります。
大型の輸送機(C-130)が飛んできて、
ホワイトハウスを上から爆撃します。ここ圧巻。
当然、米軍も戦闘機を2機スクランブル発進させて応じるのですが、あっさり撃墜されてしまいます。
ひと通り爆撃が終わったら、今度は観光客に扮していた地上部隊が正面からホワイトハウスに突入します。
もちろん、ホワイトハウスの警備側も、駆けつけた警察・軍隊も応戦するのですが、テロリスト側の大量の火力、執拗な波状攻撃の前にもろくも崩れ去ります。
結果的にテロリストたちは13分で制圧してしまうのですが、「んなアホな」というこの設定にリアリティを持たせることに成功しています。
リアリティは徹底したリサーチの賜物
本作の公式ホームページの「プロダクションノート」にはこうあります。
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「ホワイトハウスが攻撃され、大統領が人質に取られる。でも、そんなことが本当に起こるのだろうか?それだけが疑問だった」
そこで彼は脚本の舞台設定について、準備段階のリサーチを徹底して行った。
結果、小規模だが、完全武装し訓練されたテロリスト集団ならば、ホワイトハウスに不意打ちを食らわし、短時間で深刻なダメージを負わせることが、実際に可能であることを知ってショックを受けた。
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おいおい、大丈夫かアメリカと思う内容ですが、それだけに観ている最中も、「これって映画にしちゃって大丈夫だったのかな」と思わせるハラハラ感に繋がったんだと思います。
また、意外と国家の中枢なんてそんなもんなのかなという思いもあったり。きっと日本のように他国の攻撃に対して危機感が亡くなった国は、もっとあっさりやられてしまうんだろうな。
まとめ
いまさらですが久々に「劇場で観たかった」と思わせてくれる映画でした。
上記ネタバレ部分以外にも見所たくさんなので、まだの方はぜひ観てみてください。
アクション好きじゃない人も必見ですよ!
それでは、また。
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