”芸人エコシシテム”としての「アメトーーク」

時代の空気を感じる方法
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ウチの奥さんは「アメトーーク」が大好きだ。

子どもが寝たあとに時間ができると決まって取り貯めた分を見て笑いをこらえている。

(ギャハハハ笑うと子どもが起きるので口に手を当ててグフフフという感じで)

 

放送開始から早10年以上。いつの間にやら流行番組の仲間入りしていたという印象。

おかげさまでTVをほとんど観ない僕も、これだけは観るようになった。

 

本当によくできた番組だなぁと思う。今日の「じぶんハック!」は「アメトーーク」。

芸人の魅力を引き出すエコシステム、という観点からハックしてみた。

 

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「アメトーーク」のエコシステム

 

1.企画そのものを芸人が持ち込むスタイル

  • 視聴者はお仕着せでない企画の純粋な面白さが楽しめる
  • 芸人は自分たちの企画なので主体的に盛り上げることができる

 

2.トークのみで勝負するシンプルな構成

  • コントや余計なコーナーは存在せず基本トークのみの構成
  • 芸風ではなく芸人の人格そのものの魅力が面白さになっている
  • 司会の雨上がり決死隊もトークを引き出すことにフォーカスしている印象

 

3.芸人の魅力が発掘され続ける仕組み

  • 新しい芸人が有名になる
  • すでに有名な芸人が新しい一面を見せてさらに人気が出る
  • 組み合わせによる相乗効果でさらに魅力に拍車がかかる

 

※この1.~3.を延々と繰り返すことの好循環でこの番組は成立している。

 

なんというか、芸人同士のお互いへの愛を感じる番組。

「アメトーーク」は、お笑い芸人達がそもそも持っている互助会的な世界観がそのまま番組の魅力に結集した稀有な例だと思う。

 

このスタイルのまま、どんどん面白い企画を世に送り出して欲しい。応援してます。

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