ラーメンフリークで有名な”らーめん官僚”と少しお仕事をさせて頂いている関係で、打合せがてらラーメンを食べてきましたのでそのご報告です。
行った店は本日開店の「長尾中華そば」。津軽煮干しラーメンという青森県の名物ラーメンで、”官僚”と同じく”ラーメン王”として名を馳せてらっしゃる石神秀幸さんが全国各地の名店を原則7ヶ月で入れ替える形式の店舗で、その第2弾としてオープンしたその初日に行かせてもらいました。
お店の行列に並ぶと換気扇から噴き出す煮干しの匂いであっという間に全身が香しくなりました。開店初日ということで、並んでいる間にラーメンフリーク友だちが店から食べ終わって出てきたり、後ろに並んできたりして、そのたびに「お、やはりね」といったやりとりがなされていました。
店の前には「関東初上陸!津軽煮干しの雄」と銘打って、「青森津軽煮干しラーメン 津軽の昔ながらの味 あっさり(¥700)」と「新・津軽煮干しラーメン 濃厚煮干の先駆け こく煮干し(¥800)」という長めの説明が並んでいて少し混乱していると、一緒に行った官僚のお友達の方が「ようするに伝統的なあっさり味と、濃いめの新味があるということです」と教えてくれました。なるほど。
20分ほど並ぶと店内へ。濃い味が好きなので濃いめの新味の方をチョイス。食券を買い、席に座ると壁際に石神氏のサインと原材料と思われる煮干しを見つけたのでパシャリ。
サインがサインぽくない字なのが印象的でした。サインというよりメッセージカードの趣。
また、煮干しの方は「境港産平子」「伊吹島産白口」「愛媛産うるめ」「長崎産片口」とこだわりの高級煮干したちが並んでいましたが、青森の煮干しそのものが有名なのかと思っていたので、そうではないという勉強ができて本当に良かったです。(でないと明日から青森は煮干しが有名ですよね、とか適当なことを言ってしまうところでした)
お待たせしました。津軽煮干しラーメンです。まずはスープを一口。うんまい。口の中を煮干しの風味が満たしていき、食欲をそそります。麺をすすると少しもっちりとしていて、味は中華めんですが感覚的には細いうどんのような食感。煮干しの濃い味をしっかり受け止めてくれています。
チャーシューは伝統の皮つきスタイル。美味しいです。あとはネギとメンマが乗っているだけのシンプルな具財のトッピング。難しい事は何も考えず、ひたすらスープ、麺、具の三角形を何周もするような食べ方になりました。
シンプルがゆえにハマる味で、気づくとスープも残り少なくなるほど飲みほしていました。ごちそうさまでした。また来たいと思わせるに充分な味でした。皆さんも7ヶ月以内(2014年4月末まで?)に池袋にお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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