いくつになっても感じるのは、挨拶ってやっぱり大事だなということ。
「おはようございます」の一言で職場の雰囲気が明るくなったり、「おつかれさまです」の一言でお互いを労うムードが生まれたりします。
よく組織活性の一環で「挨拶運動」なんてやったりしますね。
「ちゃんと挨拶しましょう」なんて子どもの頃から言われてきたことですが、大人になっても大真面目に取り組む必要があるくらいコミュニケーションの基本にあることなんだと思います。
本来は「運動」なんてなくても自然にできているのが一番ですが。
コーチングの基本に「承認」というものがあります。
承認とは「相手の存在に気づき、それを伝えること」で、具体的には「いつも朝一番に出社しているね」とか「ハキハキしていて気持ちがいいね」といった相手を観察して気づいたことをフィードバックすることです。
挨拶もある意味ではこの「承認」の最初の一歩だったりするんじゃないかなと思います。
英語の一般的な挨拶では「How are you?」という表現がありますね。直訳すると「体調はいかがですか?」となります。
挨拶が相手を気遣う言葉で行われるというのも素敵な文化ですよね。
職場を明るくするだけでなく、お互いの存在を承認し合う行為。
承認を超えて、相手を気遣う行為。
挨拶にはそんなパワーが込められていると思います。
それでは、また。
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