「ジュラシック・ワールド」観てきましたー(^o^)
いやー夏休みですね。お盆ですね。
この夏の映画は続編祭ですね。「アベンジャーズ」「ミッション・インポッシブル」「ターミネーター」「マッドマックス」「HERO」・・・。
今日は一緒に行く義父の希望で「ジュラシック・ワールド」を観てきました。
義父が字幕がいいということで2Dにしましたが、本当は4D(水しぶきが出たり席がガタンとしたりするやつ)に連れて行ってあげたかったー。
でも、3Dや4Dはお盆の時期は予約満席のところが結構ありましたね。いやー大人気です。
そしてブログに初めて映画の点数をつけてみました。
85点。驚きはないもののきっちり満足させてもらえる続編でした。
今回あえて点数をつけてみたのは、日頃参考にさせてもらっているサイト「超映画批評」で本作が酷評されていたのが納得できなかったので、自分の評価も点数にしてみたくなったのでした。
こちらが問題(?)の記事。なんと45点!
超映画批評「ジュラシック・ワールド」45点(100点満点中)
えー!と思っていたらそこはさすがインターネット。同じようにえー!となった人たちがすでにいろいろ書き込んでました。
【衝撃】『ジュラシック・ワールド』が超映画批評で45点 … – livedoor Blog
「超映画批評」の主張は大きく3点。
- 恐竜が出てくるまでの前フリが長すぎる
- 後半の展開が単調でありきたりだ
- 遺伝子組み換えした恐竜は、もはや恐竜ではなく怪獣だ
このうち3つ目だけは同意できますが、1点目と2点目には異を唱えたいと思います。
異を唱えつつ、ネタバレがありますのでご注意ください。
前フリの長さこそがこのシリーズの醍醐味だ!(^o^)
「1.恐竜が出てくるまでの前フリが長すぎる」のくだり、正確にはこう批評されてます。
やれ経費がかかるだのリピーターを獲得して利益率を上げるだの、架空のパークの架空のビジネス談義を延々とやられて、観客のテンションも下がりゆく。観客の期待するものと監督さんの見せたいものの乖離を感じずにはいられない。
しかもその前ふりパートがやたらと長く、いつまでたっても恐竜が逃げ出さない。逃げ出して阿鼻叫喚の地獄絵図になる事は全員わかっているので、ずいぶん引っ張られた印象だ。
-「超映画批評」より
いままで3作にわたって「開園前」の恐竜の島を見せつけられてきて、いよいよ「開園」したパークを見せてもらうわけです。
この経費だ利益率だの場面は「おお、あれだけやんちゃだった恐竜島がちゃんと管理されているのね、ビジネスとして成立しているのね、立派になったね」と感動する場面であり、テンションを下げている場合じゃないと思いました。
また前フリ自体が長すぎるということですが、そんなの「ジュラシックパーク」シリーズではいつものことだと思います。
むしろあのしっちゃかめっちゃかになる前の「じらし」こそが醍醐味の1つであり、ここは「もう!どうせああなってこうなるのに、いじわる!」とニヤニヤする場面なんじゃないかと思うわけです。
というか、個人的にはむっちゃテンポ良かったと思ったんですけれど。あ、もうここでそんなことになっちゃうわけ?みたいな。
そんなわけで、「超映画批評」の主張の1つめ、「前フリが長すぎる」には違和感を感じました。
期待を裏切らない「水戸黄門」感がいいのだ!(^o^)
「2.後半の展開が単調でありきたりだ」という指摘も的外れで、本作は後半どんな展開になるのかは皆わかっていて観に行くんじゃないのかなと。
前作をしのぐ大型恐竜の凶暴さ、関係者の思い入れが強いらしいラプトルの出番の多さ、予告編で目立ってるクジラみたいなやつ、トリケラトプスの暴れっぷり、そして終盤のTレックスの使い方・・。
もうどれもこれも「期待通りにお約束の場面をふんだんに用意してくれてありがとう!」とむしろ感謝しないといけない気がしています。
あえていうと、ちょっと(いやだいぶ)ご都合主義的なところがあって、ラプトルと人の間に友情が芽生えちゃうところとか、クジラみたいなやつが3回もバクンってしちゃうところとかは「うーん、そうくるかー」という感じでしたが、まあ、そういうツッコミどころも含めて、このシリーズなのかなとw
水戸黄門とか遠山の金さんみたいな感じというか。最後の締めくくりが決まっているから、最初からそこをゴールに安心してみていられるというか。
それがいいんじゃないんですかね。「ジュラシックパーク」シリーズは。
そんなわけで「超映画批評」の主張の2つめ、「後半の展開が単調でありきたりだ」にも疑義を呈したいと思います。
「ジュラシック・ワールド」感想まとめ
まあ・・。
やいのやいの書きましたが、とにかく難しいことを考えずに観た方がいい映画であることは間違いないかなと。
ストーリーの緻密さとか、新鮮な驚きとかを求めているなら他の映画を観ればいいのではないかと。
本作はとにかく、「ようやくあのパークが開園した!」「映像と音でどこまで楽しませてくれるの?」「ひゃっはーやっぱりこの展開かよー」と終始盛り上がって行くための映画です。
そういう方にぜひ観て頂ければいいかなと思います。
それでは、また。
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