あめだっこ

子どもと育っていく
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雨の朝。

抱っこひもを保育園に置いたままにしていたので、傘、会社カバン、保育園カバンをもちながら、娘を抱っこをして登園しなければいけなくなった。

「うへーこりゃ朝から大変だ」とひとりごちながらも準備して外に出る。

傘をさしてパラパラと雨があたり始めると娘は上機嫌になって歌い出した。こんな歌だ。

あめあめあめあめ あめだっこ♪
あめがあめあめ ふってきて♪
あめのだっこで あめだっこ♪

ぴちぴちぴちぴち あめだっこ♪
あめがぴちぴち ふってきて♪
あめのだっこで あめだっこ♪

へーおもしろい歌だな、と思って聴いていると、その調子のまま保育園につくまでの7分間、ずっと歌い続けてた。

歌い続けるその表情は、もう楽しくてしょうがないといった感じ。

こっちも楽しくなってきて、雨も抱っこひもがないこともよかったな、と思えた。

そんな雨の朝。

それでは、また。

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