僕と奥さんと娘(2歳)の3人で東京ディズニーランド(TDL)に行ってきました。
行くたびに感じるのは「やっぱりディズニーランドは違う」という思い。キャストの皆さんのきめ細かい配慮、手入れの行き届いた施設、お客様を喜ばすことを考え尽くしたアトラクションやイベントのストーリー構成など、他の追随を許さない顧客満足の徹底に毎回感服します。
ただ、そんなTDLの素晴らしさを堪能するためにも、一緒に行った人同士が喧嘩をせず、仲良く楽しい時間を過ごすことが重要で、そのためには各々工夫が必要です。
今回は「家族を連れていくお父さん」を主語に、家族でTDLを楽しむためのコツをまとめました。現状自分ができていないことで、次回に向けた備忘も兼ねてになりますが、ご参考になれば。
1.まずは家族全員を無事にTDLへお連れする。
- 車ならば運転、公共の交通機関の場合は先導に責任を持つ。
- 途中のトラブル(渋滞、乗り換え間違い、家族の体調不良など)にも冷静に適切に対応する。
- とにかく無事に、が最低要件だが、可能ならば定刻よりも早く到着できると、家族全員、機嫌良くスタートが切れるので頑張ること。
2.状況変化へのフレキシブルな対応を心がける。
- TDLは状況変化の激しい魔の領域。今日一日、何一つ自分の思い通りにはいかないくらいの気持ちでいる。
- 意識しておきたい変化の因子は、「平日or休日」「年間スケジュール」など当日の基本的な状況を決定するもの(※)から、「当日の混雑状況」「天候」「各アトラクションの待ち時間状況」「パレードやイベントの実施時間や進捗状況」など刻一刻と変化するものまで実に多い。
- これを正確に把握したうえで、家族の状況(機嫌、体調、お腹の減り具合・・・)を掛け合わせて、これから起こりうることを想定し、対策を練リ続ける。
※今回の僕ら家族は三連休×ハロウィーンということで、なかなかの混雑でした。
3.戦略面は奥さんに任せる。
- 奥さんのやりたいことをベースに一日の戦略を立てる。
- 乗りたいアトラクション、食べたいもの、買いたいもの等を言ってもらい、それを実現することを大方針とする。
4.ファストパス(FP)、場所取り、列並び、ビデオ・写真撮影、荷物持ち等の実務面を担当する。
- 機動力、忍耐力、体力、精神力が求められることを担当する。
- これらの実務を通し、自分が脇役である認識を深める。
- それでいて優秀な秘書のように、常に主役(奥さん、子ども)が楽しめているかどうかを入念にチェックする。
5.自分なりの「プランB」を用意しておく。
- 前述の状況変化に柔軟に対応できるよう、松・竹・梅の3パターンくらいは準備しておく。
- 何か上手くいかないときにすかさず「プランB(次点の案)」として提案できるようにしておく。
- あくまでも提案までとし、決して押し付けないように注意する。
6.家族(特に奥さん)が「買いたい」「食べたい」というものにNGを出さない。
- ここは夢の国。家族の夢は全部叶えてあげるつもりでいる。
- グッズの場合、「ここ以外でどこで使うのよ」「どうせ捨てることになるでしょ」など味気ないセリフはご法度。
7.家族(特に奥さん)が「乗りたい」「観たい」というアトラクションにNGを出さない。
- ここは夢の(略)
- 「えーさっき他のに乗るって行ってたじゃん、こちらとしてもいろいろ段取りが崩れるんですけど」「えーそれってシンデレラ城を挟んで完全に反対側じゃん、やだよ、何度も行ったり来たりする非効率は」といった自分都合なセリフはもちろんご法度。
8.ちょくちょく休む。
- 必要に応じ、心と頭を休める。
- コーヒーを飲んだり、煙草を吸ったり、少し長めのトイレに入ったり、許される範囲の好きなことをする。
9.ちょくちょく眠る。
- 必要に応じ、体を休めるために眠る。
- パレード待ちの場所取りの時間がおすすめ。
10.家族全員を無事に家まで送り届ける。
- 最も重要な任務。家に帰るまでがTDL。
- 最後まで安全運転、安全誘導。寝始める家族をなるべく寝かせてあげるように配慮する。
うん、これが全部できたら、きっとすごいいいお父さんだろうし、TDLの一日がすごい健やかに過ごせて、家族からの評価も上がりそう。
今日も本当に出来なかったことが多いな。出来たことと言えば1、8、9、10くらい。ごめんよ奥さん!(ブログじゃなくて直接謝れよ)
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