今さらながら田辺マモルの「プレイボーイのうた」が名曲すぎる

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playboy no uta

突然ですが、田辺マモルの「プレイボーイのうた」をご存じでしょうか。

男の子のリアルな気持ちをそのまま歌詞にして、アコースティックのせつないメロディに乗せた歌で、男という生き物のしょうもなさと楽しさを表現しきった名曲です。

初めて聴いたのは僕が社会人1年目の時だからかれこれ17年ですか。車のラジオで知って雷を受けるように衝撃を受けた1曲です。

ライブ映像が You Tube に上がってましたので貼っておきます。

どうでしょう。良い曲でしょう。

オリジナルよりもテンポがゆっくりですが、曲のテンションをよく表していて個人的には好きなテイクです。

メロディも素晴らしいのですが、歌詞がまたいいのです。

はじめてキスをしたのは 放課後の教室
キスは甘いとかレモンの味だとか 聞いていたから
味がしなかったのは きっと愛がないからだとマジで悩んだ
そんなファーストキスでごめんね ユウコ

はじめて抱き合ったのは 公園の木の下
芝生の上で重なり合ってる カップルを見習って
君の胸のふくらみに ドキドキしながら
その下の お腹のふくらみにも気づいてしまった チエちゃん

こんな感じで出だしは「女の子とはじめて○○した」思い出と、その相手の女の子の名前をつらつらと歌っていきます。

はじめて夜を明かした、はじめての失恋、はじめてのひとり暮らし・・と「はじめて」を積み重ねていく「僕」とそのときどきの彼女たち。

登場する女の子の数がすごいんですよね。数えたら重複のぞきで14人の女の子の名前が出てきます。

それでもこの歌がただの女たらしの歌にならないのは、語られる1つ1つの思い出が全然カッコよくないからです。(クラクションを蹴っ飛ばして・・あたりとかね)

そして全然カッコよくないエピソードばかりなのに、サビではこう夢を語るのです。

僕はプレイボーイ になりたいんだ
プレイボーイ 男はみんな
プレイボーイ はじめてをいっぱい集めて大きくなる
プレイボーイ プレイボーイ

「僕はプレイボーイになりたい」という歌詞には当時衝撃を受けましたね。おーそれ言っちゃうんだ、と。

なんというか、男なら誰もが妄想したことがあることを、全部歌詞にしてみました、という歌です。

聴いててこっちが恥ずかしくなる感じですね。男の本音をぶっちゃけすぎだろうと。

女の子が聴いたら「不潔よ!」と思い、男同士で聴いたら「あはは、バカだなー」と共感して笑え、一人で聴いたら「そうなんだよな、これが男の本質だよな・・」と深く考えさせられる。

そんな一粒で三度美味しい(?)曲だなと。好きですね。そんな青臭い一曲なわけですが、実は僕が一番好きな歌詞はこのくだり。

洗濯物を干しながら 掃除機をかけながら
生活と言う 愛のすみかをメンテナンスしながら

同棲を始めた主人公が、日々の生活を「愛のすみか」と表現しながらもそれを「メンテナンス」の対象としてとらえているところが独特です。

メンテナンスとは、一般的に機械やシステムなどが正常に稼働し続けるために行われる保守点検等の作業のことを言いますが、これって結構本質をついてるなと。

実際、僕も結婚してからというもの、歌詞のように洗濯物を干したりたたんだりしているときに「これって何の意味があるんだろう」と考えそうになることもありますが、そのたびに「そうだそうだ、これは愛のすみかをメンテナンスしているんだ」と思いなおすようにしています。

また、家庭でも仕事でも友人関係でも、それぞれの状況変化の中で、よりよい人間関係を築き、それを継続するコツも「メンテナンス力」と言っていいスキルなんではないかと思います。

相手と自分の状況を定点観測しながら、ほころびてきたところをみつけたら、そこを繕う。それをずっとやり続けられるかどうかが、毎日続けることでは重要になってくるのかなと。

男の本音をぶっちゃけてる青臭い歌が、なぜか長年にわたって心に迫ってくるのは、こうした「ドキッとするような本質」が盛り込まれているからだろうなと思います。

それでは、また。

※2曲目の「俺たち!ウィークエンダーズ」も最高。若かりし頃の週末のテンションの高さを代弁してくれてました。

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